セールスライティングの基礎知識1『キャッチコピーの選び方』

From:今田 覚

 

問題です。

あなたは次のうち、どのキャッチコピーが効果的だと思いますか?

  • 失敗しないブログを作るための9つの方法
  • もし、HPのキャッチコピーを変えるだけで契約率が3倍になったら、どうしますか?
  • 企業との提携が取れる5つのダイレクトメールテンプレート

さて、考えてみてください。

・・・

・・・

・・・

実は、このような質問を受けることが多いので、今日は「キャッチコピーの選び方」についてお話したいと思います。

ブログのタイトルやFacebook、チラシやホームページで注意を引く際に、絶対に抜いてはいけない2つのポイントがあります。

(※このページは、私から『キャッチコピー・テンプレート集』(無料提供)を受け取った人に向けて書いています)

多くの人が間違うキャッチコピーの付け方

秘密を教えましょう。

冒頭の問題の答えは、背景によってガラッと変わる、というものです。

なぜなら、次のような大切な情報を何もお伝えしていないからです。

  • 誰に向けて書いているのか?
  • その人が反応する言葉を選んでいるのか?
  • その人が悩んでいることは何か?
  • その人が本当に求めているのは何か?

このような情報がなければ、たとえどんなに素晴らしいキャッチコピーを書いたとしても、相手の心に響かせることができないのです。

つまり、意地悪な問題でごめんなさい<(_ _)>笑

では、キャッチコピーの選ぶ際の2つのポイントについてお話してきます。

キャッチコピーの選び方

これは、私もよく失敗していたことのひとつです。

というのも、日本や世界で成功しているキャッチコピーを手に入れても、大抵は使い方を間違えているので、ほとんど効果が出ずに終わっている、ということです。

「反応の出やすいキャッチコピーを手に入れたから、もう大丈夫だ!」

なんてことはほとんど

選び方、使い方があります。

【重要ポイント】誰に見せるかを先に考える

例えば、誰に見せるのか?

と聞いた時、多くの人が「メルマガ読者」とか「Facebook読者」と答えます。

確かに、それは間違っていないのですが、具体的に、「メルマガ読者のなんて名前の人に届けるんですか?」という質問を自分に問いかけた方が、素晴らしいキャッチコピーを思いつくことができます。

なぜなら、みんなに伝えようとすると、抽象的なことしか言えなくなるからです。

例を上げましょう。例えば、、、

腰痛で悩んでいるあなたへ

というキャッチコピーがあったとします。

これは、素晴らしいキャッチコピーです。なぜなら、「腰痛」に的を絞っているからです。「腰痛も頭痛も肩こりも座骨神経痛もヘルニアも…どんな人も来院してください!」というと、幅が広すぎて伝わることができません。

たった一人に書いたキャッチコピーが、人を惹きつけることができます。

なので、もっと絞ると、次のようなキャッチコピーになります。

それは、、、

腰痛で仕事を休みがちなあなたへ

もし、腰痛が酷すぎて仕事を休んでいる人がターゲットなら、その人にバシッと来るキャッチコピーを作ります。

その人に絞れば絞るほど、注意を引くことができるからです。

つまり、自分が「この人」と決めた人に目掛けて文章が書けているか?

これが、一番相手の注意を惹きつけるキャッチコピーです。

もちろん、リストの中で一番多いであろう人をターゲットにした方がいいですが…

 

P.S.

とは言っても、「ペルソナを決めた方がいい」とか「一人に絞った方がいい」というのは理解していても、いつの間にか、書いていくと「もっと多くの人に伝わってほしい・・・」という重力が働いて、どんどん抽象的になっていきますよね・・・分かります。

なので、常にその人の顔を思い浮かべながら書きましょう。

その方が、反応してくれる人の質がガラッと変わります。

P.S.S

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