なぜ、コピーライティングを学んでも成果が出ないのか?
From:今田 覚
なぜ、僕たちは大量のマーケティングやセールスライティングを勉強しても、中々成果を出すことができないのでしょうか?多くの人は、ビジネス交流会に参加したり、セミナーに参加したり、友人や講師から教材や本のお勧めを教えてもらったり、膨大なインプットをしています。
怠けている人なはほとんどいません…
実際、僕もコピーライティングを学びながら、なぜ売り上げが上がらないのだろう?と悩んだ時期がありました。理由は簡単です。次のような過ちを犯していたからです。それは、、、
完全なるリサーチ不足
きっとあなたも「ペルソナ」というマーケティング用語を聞いたことがあるかもしれません。ペルソナとは、たった一人にターゲットを絞って、その人に向けて戦術を立てよう、という方法です。
思い出してください・・・
アメリカで有名なDRMの権威、ダンケネディやジェイエイブラハム、マイケルマスターソンは、、、
みんなに伝えようとすると誰にも伝わらないが、たった一人に伝えようとするとみんなに伝わる
と言っています。
つまり、多くの人に読んでもらおうとする文章やページは、誰にも反応してもらえないのですが、その逆に、ターゲットを絞って、たった一人だけのメッセージにすることで、「自分だけに話しかけられているかの様な」気持ちになるのです。
例えば、学校の朝礼が退屈な理由は、ほとんどの教師や校長先生が「全員」に通じる様に話すので、内容があっちこっちに飛び回り、いつの間にか7割の生徒が眠っています。
逆に、指をさされて名前を呼ばれ、直接話しかけられたらどうでしょうか。周りの生徒は「もしかしたら自分にも当てられるかもしれない」と思って、「他人事」ではなくなるのです。つまり、、、
人間は、自分へのメッセージ以外は読みません。
では、読者を振り向かせるにはどうすればいいか?
結論から言います。
それは、メルマガでも、ブログでも、Facebookでも、セミナーでも、全てに共通して、誰に言うか決めておくことです。誰に話すのかをたった一人だけ決めて、その人に向けて話すように文章を書いていきます。
そうなると、「リサーチ不足」だということを痛感して、何も書けなくなるのが多くあります。なぜなら、その人の悩んでいること、不安に思っていること、心配していること、将来望んでいることを熟知する必要があるからです。ターゲットが広がれば広がるほど、抽象的な話になります。
解決策は、その人が頭の中にある話しかしないことです。
そうすれば、「これはまるで自分当てに書かれたものだ」と思ってもらうことができ、読まれる文章が伝わるのです。何より不思議なのが、関係な人までも感情移入し、多くの人に伝わる文章になるのです。
コピーライティングの知識やテクニックは重要ですが、そのスキルが役立つのは、相手に話を聞く準備が整っている時だけ、というのを思い出さなければなりません。要するに、、、
多くの人に喋る=誰にも伝わらない
リサーチ不足=誰にも伝わらない
これが、反応してもらえない一番の理由です。
もちろん、これがすべてという訳ではありませんが、テクニックやコピーライティングスキルのベースとなるものなので、非常に大切になっていきます。
あなたは、お客さんの具体的な悩み、不安、心配、願望を知ることができているでしょうか?
ターゲットとなる読者のことを知れば知るほど、あなたにとって有利になる
By.マリア・ヴェローソ
P.S.
もしあなたが、すでにリサーチが完了していて、相手の悩みなんて全部熟知しているよ。と思っているなら、次のページにある記事がお役に立てるでしょう。