From:今田覚
飯田橋駅の近くにあるラーメン屋での話。
僕は、尊敬する経営者に相談をしていました。
料金設定の話しでした。
僕は料金を決めるとき、いつも相手の顔を伺って「高いですね〜」と思われないかビクビクしていました。さらに言えば、できるだけ安くすることが相手のためになる。そう思っていました。
自分も相手もWinWinなんだと。
でも、その経営者にこう言われました。
責任取りたくないから安いんでしょ?
「責任取りたくないから安いんでしょ?
大きなお金を支払ってもらって、失敗したら怖いし痛い目にあうし、大きなリスクを取りたくないから安いんでしょ?
それって相手のためって言ってるけど、安くしたら責任が少なくなるし楽だから、安いから文句言わないでね。っていう無責任で保守的な価格設定じゃないの?
そんなんで、俺はライティングを頼みたくない。」
という言葉をいただきました。
痛いのは耳だけではありませんでした。
ここまで直球では言われていませんが、そういう意味だと捉えました。
本当にその通りでした。
無意識に「責任逃れ」をしていたのです。
でも、それを言われて腑に落ちました。
「確かにその通りだ…」
もちろん、価格設定は難しく、ケースバイケースです。でも、、、
- 高い金額をとって失敗したらどうしよう…
- 高いって言われたくない…
という負のエネルギー状態で設定する価格は、きっと相手のためでもなんでもなく、自分のことしか考えていない証拠なんだ。。。僕はそう思いました。
気付かされました。
僕はもう安売りはしない。
そう決めました。
あなたは価格設定をする際、何を基準にして設定しているでしょうか?
相手が喜んでもらえる価格でしょうか?
自分が喜ぶ価格でしょうか?
それとも、責任逃れのため価格ですか?
今田
P.S.
なぜ、ラーメン屋なのか?
とある経営塾の帰り、時間は23:30。
どこも空いてなかったんです・・・(*゚v゚*)