目標を設定をするとき、あなたはこんな間違いをしていませんか?
- 一度に複数の目標を設定をする、、、
- 目標を10個以上書いている、、、
- 一度に2つ以上のことを同時に行おうとしている、、、
この方法は、ほとんどの人が間違える「目標設定方法」です。
なぜなら、人間は一度に一つのことしか考えられないからです。また、一度に一つのことしか行動することができないからです。
これは誰もが知っています…
しかし、なぜか私たちは、3つも4つも同時に行おうとしてしまいます。これを聞いて「はぁ?一つ一つやってたら終わる仕事も終わるわけがない」とあなたは思ったかもしれません。
でも、同時に進行すると、全体的の仕事のクオリティ、そして終わるスピードも遥かに落ちるのは言うまでもありません。
Dr.モルツはこう言っています。
私たちは、不可能なことをしようとして、イライラそわそわするのです。だから、無力感と欲求不満から逃れられないのです。でも、一度にできるのはたった一つだけというのが真実です。
Dr.モルツの著書『サイコ・サイバネティクス』は世界中で研究され実証されている内容です。その内容とは、「人間は目標を追求するようにできている」ということを具体的に、そして科学的に説明されています。
しかも、目標を脳に設定できるのはたった一つだとも言われています。スポーツで例えると簡単にわかります。
サッカーの試合中、「勝つこと」が本来の目標のはずが、頭の中は数学の計算や英語の文法を復習していたら負けてしまうでしょう。実際にはそんなことを考えている暇はありません。サッカーだけに集中しているはずです。
「集中」とは、思考が密集している状態を言います。
最適な目標設定方法とは、たった一つに絞ることだというのは、誰もが潜在的に気づいています。にも関わらず、一気に目標を片付けてしまおうとするのです。
最短で目標達成する方法、それは「目標設定はたった一つに絞ること」です。
目標設定方法に役立つスキルとは…
一度に通れるのは、
一節ずつ…
砂時計はたった一節ずつしか通れません。
それと同じで、人間が考えれることも一度にたった一つなのです。一度に行動できることもたったの一つです。脳は、目標をいくつも設定すると混乱すると言われています。
ギルキー博士はこう言っています。
やるべきこと自体に問題があるのではなくて、やるべきことに対しての考え方に問題があるのです。
と語っています。
目標をたった一つだけ設定する方法を理解し、実践すればその目標は、もっと早く達成されます。
最適な目標設定方法はたくさん書き出すこと?
「目標はたくさん書いた方がいい」という言葉は誰もが言うことです。
ですが、それを言った人たちの多くは、本当に目標達成できているかを考えてみましょう。もちろん、この考え方自体に間違いはありません。
ですが、ほとんどの人はあまりにも多くのことを同時に進行して何も達成できないのです。例えば、このような目標を設定したとします。
「来年までにピアノとギターとドラムとバイオリンをプロ並みに弾ける方になろう」
残念ながら、このような人は何も弾けるようにはなっていないでしょう。全て中途半端で終わるのです。私には音楽家で女性の友人がいます。「音楽で食べていきたい」と言って、独立しようと頑張っています。
その人は向上心も高く、私も彼女に作曲方法やパソコンでの打ち込み方法などを教えていました。
しかし、1年前に会ったとき、「作曲と編曲をできるようにする!そして人脈も増やして、バンドでも成功してファンを増やす!」と言っていたのです。ですが、1年経った今、久しぶりに会うことになりましたが、言っていることは1年前と変わらなかったのです。
そして、曲の数も全然増えてなかったのです。
一体、1年後がどうなっているか楽しみですね。
人間の脳は、抽象的な目標設定に反応しない…
言うまでもなく、「音楽で成功しよう」という目標設定をしても意味がありません。最適な目標設定方法とは、具体的にすることです。
どうやって音楽で成功するのかを考えなければいけません。なぜなら、人間の脳は具体的でなければ行動に移すことができないからです。それなら「ピアノで成功する」の方がマシです。
そして、ピアノで成功する方法も考えなければいけません。ここであなたが必要な質問は「ピアノでどうやって有名になるか?」「ピアノでどうやって食べていくか?」という質問になります。
その答えは路上ライブをすることかもしれませんし、多くの事務所のオーディションに参加することかもしれません。もしくは、飲食店や居酒屋に「ここのスペースで弾かせてもらえませんか?」と交渉に行くことかもしれません。
ここで、「ギターも同時にマスターしよう」なんて考えたら脳は混乱します。人間が一度に自分の成功方法をイメージできるのはたった一つです。
脳に目標を設定するたった1つの方法…
もしかしたら、あなたはこの話を聞いて、スグに信じることができないかもしれません。しかし、この設定方法がいかに簡単で、実践的な内容かを証明できるかはあなた次第です。
しかも、この目標設定方法を使いこなす習慣ができれば、「目標は簡単に叶えられるんだ」ということに気づくでしょう。
その目標設定方法とは、、、
目標設定方法のステップ1
目標を5個も10個も書き出す代わりに、たった一つの目標を書きましょう。それか、いくつも書き出した後に1つを決めても構いません。どの目標が一番、他の目標を叶える上で役に立つかも考えると良いでしょう。
目標設定方法のステップ2
目標を1つに絞りましたか?
1つの目標を書き出したら、今度はその目標を「実際に達成した姿」として想像します。想像することでワクワクしたり、良い気分になったら大成功です。こうすることで、脳に目標を設定することができます。
しかし、この話を聞いて「はぁ?想像するだけで夢が叶ったら苦労しないわ」とあなたは思ったかもしれません…
その通りです。よく「想像すれば夢は叶う」なんてことを言う人がいます。ナポレオン・ヒルの著書『思考は現実化する』の影響で「想像していれば目標は達成される」と勘違いしている人もいます。
でも、ナポレオン・ヒルが言っているのは、思考と行動の組み合わせのことです。つまり、、、
目標を達成できるのは、「想像したこと」が「行動」に転換された時だけなのです。よくある話では、、、旦那さんがずっと想像力を働らかせて心の中で夢を叶えています。しかし、請求書はたまる一方で、妻は心配するばかり。なんてことも実際にあるのです。
目標設定方法のステップ3
「心の中で達成した姿」をノートや紙に書き出します。
想像しながら書き出すと効果的です。それも鮮明に具体的
具体的に想像し、書くことができたなら、脳に目標を設定したことになります。あまりに無理に思い出そうと頑張ると、成功のメカニズムがショートすると言われています。
意識しすぎることは、NGなのです。
脳に目標を設定する方法は単純で、リラックスしながら達成している姿を思い浮かべることだとDr.モルツは言っています。
正しい目標の設定方法とは、無理せずに脳に刻み込むことです。全米トップクラスのパフォーマンスコーチ、リー・ミルティアは、「想像したことは真実でもウソでも、4ボルトの電流で脳に刻み込まれる」と言っています。
つまり、目標設定とは、脳の中に地図を設置することと同じことなのです。目標を達成するための設計図を作ると言ってもいいでしょう。
設計図がなければ何も出来上がりません。想像できないことは現実にはできない。とよく言ったものです。
目標設定方法のステップ4
次に、書き出した1つの目標と、達成するための具体的な行動計画ができたら、それを毎日読みます。そして、達成するまでの流れを想像します。
日に日にあなたの心の中で設定された目標が、信念となっていきます。
これがお金が掛からない、唯一確実な目標設定方法です。もちろん、実行すればの話ですが…
今田の目標設定方法とは…
私の場合、「Googleアドセンスブログ」の目標を設定していました。つまり、「1日の報酬額が5000円を達成した姿」を常に心の中に描いていました。そして、そのためにはどうすればいいか?と自問したのです。
1日1記事書いている姿を心の中で思い浮かべました。
「明日の収益はもっと上がっているんだろうな♪」とワクワクしながらブログを育てている姿を思い浮かべていました。つまり、毎日心の中で、目標を達成した姿と、そのために必要な行動を取っている姿を具体的に想像しました。
すると、不思議なことに、それと「同じ行動」が実際にできるようになります。設計図がすでに頭の中にあるので、無意識に行動できるようになります。
気づいたらブログ日給が1000円、3000円、5000円と上がってきたのです。これは魔法でもなんでもありません。なぜなら、しっかりと行動に移し、記事を書いてブログを育てていたからです。
ゴールを頭の中に設定しただけでその通りに体が動きます。
設計図がなければどこにも行けません。
ゴルフ選手もよく、この目標設定方法を使います。
料理屋の調理場でもこの目標設定方法が使われています。
ボクサーもこの目標設定方法を使っています。
この格言は誰が言っていたか忘れてしまいましたが、真実だと思うので引用します。。。
“すべてのものは、2度つくられる”
つまり、頭の中で創造できないものは、現実でも創造できないということです。簡単に言えば、飛行機を作った発明家は、何も考えずに適当に作っていたら「あれ!飛行機できちゃった!」なんてなるわけがないですよね。
「空を飛ぶものが作りたい」と思ったから作れたのです。頭の中で作った後、現実でも作られるのです。
P.S.
私が想像力を使って作り上げたのは『Googleアドセンス』を使ったブログでした。
それがこれです…