なぜ、ほとんどのブログは読まれないのか?

From:今田覚

 

なぜ、ほとんどのブログは読まれないのでしょうか?

僕たちは、お客さんや読者のために、時間をかけて、役に立つ情報や面白い内容を一生懸命考えてブログを書いています。

それだけではなく、どうすれば申し込んでもらえるんだろう?と思って、いろんなマーケティングやコピーライティングの教材を買って勉強しています。

 

しかし、反応が全くないのです。

 

以前、ショックだったことがありました。

それは、BBC社の調査によれば、一つのページが読まれるのは、たったの平均9秒だということが分かっていることです。つまり、、、

 

ほとんどのブログが読まれていない

 

ということです。

実際、ブログだけでなく、ホームページからでも、お申し込みやお問い合わせはあまりないですよね?

その理由は、商品が素晴らしいとか、売っている人が嫌いだからとか、そういうことはなく・・・ただ単に、読まれていないだけ、というのがほとんどだということです。

 

では、読まれるブログを書くには、どうすればいいのでしょうか?

 

絶対にやってはいけない3つのポイント

 

【重要ポイント1】ヘッドラインで手を抜いてしまうこと

率直に言います。

一番大事なのが、ヘッドラインです。

ヘッドラインとは、キャッチコピーのことであって、ブログで言えば「タイトル」のことを言います。

なぜなら、ヘッドラインが気にならなければ、中身が読まれることがないからです。

 

想像してみてください。

 

もしあなたが、本屋で本を選ぶとき、中身を読んでから表紙を見ることはしないと思います。

必ず、表紙(ヘッドライン)を見てから中身を見ようか決めますよね?

 

実際、広告の元祖と呼ばれたデビット・オグルヴィは、「見出しは本文の5倍読まれる」と言っています。他にも、伝説のコピーライターと呼ばれたテッドニコラスも、「優れた見出しは、普通の見出しの17倍くらい効果的だ」と言っているのです。

 

それだけではありません。

 

アメリカで有名なコピーライター、マリアヴェローソは、「ほとんどの人は見出しを適当に書いてしまっている」と言って、ヘッドラインの重要性を指摘しているのです。

これは、ブログのタイトルも、Facebookの冒頭も、商品の見出しも、チラシのヘッドラインでも同じことが言えます。

 

重要な事実

 

それは、ヘッドラインが読まれなければ、そこから下は全部読まれない、ということです。

なので、ここで言いたいことの結論は、次の質問を、自分にしてみることです。

 

「自分が書いたこのヘッドラインは、続きが気になるものか?」

「続きが読みたくて仕方がない!と思えるヘッドラインになっているか?」

 

ということです。

 

【重要ポイント2】オープニングでも手を抜いてしまうこと

次に重要なのが、オープニングです。

オープニングとは、文章の初めの3行くらいまでのことを言います。

つまり、冒頭部分。

 

ヘッドラインで気を引いたら、次はオープニングで興味を持たせなければなりません。

ここでやってはいけないのが、ダラダラと文章を初めてしまうこと。

ダラダラと書いてしまうと、このページの冒頭で話した「9秒すら読んでもらえないページ」の仲間入りになってしまうことです。

とは言っても、一生懸命僕らが興味が引けるような冒頭を作ったとしても、無駄になってしまう場合があります。なぜなら、、、

 

現代の人間は注意力散漫

 

スマホはを見ているのは一人でも、見ている場所は電車かもしれませんし、誰かと一緒にカフェで休憩している時かもしれません。

いろんな場合がありますが、つまり、どんなに素晴らしい文章でも読んでくれない場合がある、ということを理解してくれなければなりません。

パソコンを開いている場合でも、きっといろんなタブを開いて、読みかけのページ、見かけの動画、買いかけのアマゾンページなどなど・・・・さらに、電話が鳴ったり、ピンポーンと郵便が届いて、読むのを止めなければならないことが多々あります・・・

なので、この時代で「注意を引く」というのは非常に困難です。

言い換えると、読まれる続けることが困難、ということです。

 

では、どうすれば注意が切れた後も、また見てもらえるような文章を作ることができるのでしょうか?

それが、オープニングなのです。

オープニングでの重要ポイント、それは、、、

  • 今から何を伝えようとしているのか?
  • このページを読むことで何が得られるのか?

の、まとめを書くことです。

ダラダラと始めるのではなく、「このページでは◯◯を伝えていきます」と言った方が、シンプルで明確に、しかも想像しやすく、読みたいと思う人を読ませることができます。

つまり、ヘッドラインとオープニングを意識して書いただけで、グンっと読まれる文章を書くことができます。難しいテクニックの本を読む必要はありません。

 

【重要ポイント3】ベネフィットの視点を間違えている

これは、コピーライティングの基本です。

商品の価値を伝えるために、一番重要なのがベネフィットです。

ベネフィットとは、簡単に言うと「メリット」のことですが、それだけではありません。

 

重要なのは、あなた自身が感じているベネフィットではなく、相手が思っているベネフィットを書くことです。

 

こちら側がメリットだと思っていても、相手がメリットと思っていなければ意味がないわけです。

それは、ただの押し付けです。

 

例えば、僕が、、、「このブログではコピーライティングを学ぶことができます!」なんて言っても、ほとんどの人は反応をしてくれません。「はぁ?別に必要ないし・・・」と思ってしまいます。

なぜなら、多くの人は、コピーがなくても大丈夫、と思っているからです。

 

では、どうすれば伝わるのか?

 

「このブログを読めば、今まで読まれなかったブログが読まれるようになります」と言った方が、反応してくれる人は増えるワケです。この違い、伝わりますよね?

 

ここでの結論。

それは、自分が感じるメリットではなく、相手が感じるメリットを具体的に伝える、ということです。

 

ブログを読んでもらうための重要ポイント「まとめ」

 

まとめると、、、

  • ヘッドラインで手を抜かないこと
  • オープニングで手と抜かないこと
  • ベネフィットを書くこと

 

ということです。

あなたの商品を伝えるために必要なこと。

それは、読まれ続ける文章を書くことです。

 

あなたのブログ、大丈夫ですか?

 

読まざるを得ないヘッドラインは書けていますか?

 

オープニングでダラダラしていませんか?

 

相手のメリットは伝えれていますか?

 

今田

 

P.S.

ヘッドラインやオープニングで重要なこと、それは、もう一つあります。

コピーライティングで重要なたった一つのこと