これが、整体院でやってはいけないサンキューレターの書き方
From:今田覚
院長を務めているあなたへ
なぜ、サンキューレターを患者さんに送ってるのに、集客できる整体院とできない整体院があるのか?
サンキューレターを送って失敗する、2つの間違いについてお話ししていきます。
失敗するサンキューレター
【失敗するサンキューレター①】
「お待ちしています」
知っていましたか?
「お待ちしています」というサンキューレターは、患者さんにとって、ただの利益を求めている売り込み文句にしか聞こえていません。サンキューレターを送ってきたのは、どうせ利益を求めているからでしょ?という印象を与えてしまうのです。
何より、愛情がこもっていませんし、機械的です。
これは、絶対にやってはいけません。
他にも、「次のご予約日は◯月◯日です」と入れてしまうのも、絶対にやってはいけません。利益を求めていると疑う人が少なくないからです。患者様もバカではありません。
売込みの臭いは
患者さんにすぐバレる
もっと言うと、「小手先のテクニック」はすぐにバレてしまうので、セールスライティングや行動心理を学んでいる院長さんほど「操ろう」という意識で書いてしまい、失敗している人が多いです。
【失敗するサンキューレター②】
「綺麗で凝ったデザイン」
秘密を教えます。
患者さんにとって、綺麗なデザインかどうかはどうでもいいのです。理由は簡単で、患者さんの目的は整体で身体の痛みを改善してもらうこと。もっと言うと、仕事やプライベートで支障が出ないようにしたいとか、もっと健康的にスポーツがしたいなど、現在問題を抱えている人が来院しているのです。
なので、そもそもどんなデザインだったかは覚えていませんし、凝ったデザインをデザイナーに依頼する必要はありません。目的は、綺麗だと思ってもらうことではありません。「あの整体院にまた行きたいなぁ」と思ってもらうことです。この重要な意味、伝わりますでしょうか。
これが、サンキューレターで重要なポイント
なぜ、多くの院長がサンキューレターを送っているのに集客できないか?
理由は簡単です。サンキューレターではなく、売り込みレターになっているからです。サンキューレターの本当の目的は、来院してくれた患者さんに「あなたは大切です」「あなたはこの整体院にとって本当に大切なんです」「あなたのことは忘れていません」と認識してもらうためにあります。もっと言うと、喜ばすためだけにあります。
例えば、、、
田中さん、お元気ですか?
先日は来院していただいてありがとうございました。
田中さんは力仕事が多いので、いつも無理をされている印象があります。お客様のために一生懸命働く愛情でいっぱいの田中さん。どうか、ご自分のことも大切にしてくださいね。お仕事応援しています。
木村院長
これだけでも圧倒的に違います。
「来て来て!」というセールスは必要ありません。「ちゃんとあなたのことを見ていますよ」「本当にありがとうございます」「あなたが大好きです」という想いを書いて、嬉しい気持ちになってもらうことが、サンキューレターの目的です。売り込むためではありません。
それも、家族同然に。
しかも、それが一斉送信されたかのような、「どうせ、自分以外の人にも送ってるんでしょ?」と思われるような印刷物では絶対にいけません。面倒臭いから効率化しました、なんて臭うようなサンキューレターではいけないのです。
あなたが送っているサンキューレター、ただの売り込みになっていませんか?
今田覚