From:今田 覚

 

「お父さん!!何これ!!」

姉の声が家中に響き渡る。

 

僕がまだ小学生の時の話。。。

というのも、父が姉に洋服のプレゼントをしました。

 

可愛いピンクのスカートで、

きっと姉には似合っていたと思います。

 

父は姉を喜ばそうと思って

いろんな洋服屋さんに足を運びました。

 

僕の兄に相談していた時もありました。

 

お母さんにも相談して

「そんなのあんたで考えなさいよ!」

と言われている時もありました…

 

父は1ヶ月間探し続けていたようです。

 

そしてついに、

たまたま見つけた洋服屋さんで

可愛いスカートを買ったのです。

 

姉の誕生日でした。

 

そして夜19:00。

ケーキが用意されて

「ハッピバースデーツーユー♪」

の歌が家中に響き渡りました。

 

「おめでとう〜!」

パチパチパチ。

「フゥ〜!!」

姉は誕生日ケーキの火を消して

家族みんなでプレゼントを渡し始めました。

 

まず、お母さんがプレゼント。

当時姉が好きだった「ジブリの楽譜」です。

姉はキーボードやピアノを弾けるので大喜びでした。

 

続いて兄がプレゼント。

姉が好きな『BUMP OF CHICKEN』のCDでした。

ボーカルの藤原くんが大好き過ぎて、まるでストーカーのような姉がちょっと気持ち悪かったです…(僕もBUMPは好きですが…)

 

そして僕は、姉が大好きな『NARUTO〜ナルト〜』の漫画をプレゼントをしました。確か、当時は5巻までしか出ていなかった気がします。今では有名ですよね。

これには姉は大喜び。僕も嬉しかったです。

 

そして、

最後は父がプレゼント。

姉はワクワクした顔で袋を開けてみます。

すると、、、

 

「・・・え」

 

「お父さん!!何これ!!」

 

姉は叫んだ。。。

 

というのも、姉は服を選ぶ時、

自分で選んで、試着をし、

いろんな店舗を回ってから決めるような慎重者でした。

 

「超」が3つ付くほどの慎重派。

と言ってもいいかもしれません。

 

姉は人に服を選んでもらうのが大嫌いでした。

理由は簡単で、

自分の欲しいものが選ばれないことを知っていたからです。

 

案の定。。。

 

姉は怒り、父はショックを受け、

僕らも見ていられませんでした。

 

姉のためを思って一生懸命考えて…

いろんな店舗を回ったのにも関わらず…

姉の機嫌を損ねてしまう結果になりました。

 

もし、姉に対して

「絶対にやってはいけないこと」

があるとしたら、それはきっと、

服を買ってあげるということだったかもしれません。

 

このように、時として私たちは、、、

「相手がプレゼントされたら嬉しいもの」を考えるより、「自分がいいと思ったもの」をプレゼントをしてしまう傾向があります。

 

別にいらないのに
無理やり与えられる瞬間…

 

そのケースはいろいろあります。

 

例えば、スティーブンコヴィー博士の『7つの習慣』という名著があります。

「この本は絶対にみんなに必要だ!!」と思い込んで、相手は求めていないのに「これ凄くいいよ!」と言って押し付けのプレゼントをしてしまったり、、、そして、読んでくれていないと「なんで読んでくれてないの?」と責めるのです。

これは、本に限った話ではなく、誕生日プレゼントでもやってしまうことが少なくないのです。

もちろん商品を売る時も。。。

 

これは、文章においても同じで、相手が求めている内容を「把握しないまま」書いてしまうと、全く読まれない文章になってしまいます。

 

理由は簡単で、興味がないからです。

 

これをセールスやマーケティング、そしてコピーライティングの業界では「リサーチ」と言いますが、相手が本当に求めているものや嫌いなもの、将来どうなりたいのか?

 

などを知らずに「押し売り文章」を書いてしまう人が少なくありません。

 

もしあなたが、ブログの滞在時間やメルマガの開封率が低いなら、リサーチができていないことを疑ってもいいかもしれません。なぜなら、リサーチができていなければ、相手がどんな言葉で動くのかが分からないからです。

 

読まれる文章の秘訣。

それは、リサーチ。

 

あなたは、お客さんをどれくらい理解していますか?

相手が欲しくないものを「これはいい!」と押し付けたりしたりしていませんか?

 

今田

 

P.S.

失敗しないレターを作るリサーチ3ステップ